【116人死亡】コレラ猛威をふるう!

[ シェアする ヾ(⌒▽⌒)ノ゙ ]




死亡率が高い感染症コレラ

2017.5.14日、内戦が続くイエメンでコレラの流行が報告された。

116人の死亡が発表され、8585件にものぼる患者がコレラの症例を訴えているという。ICRCはイエメンの医療状況は壊滅的で医療支援が必要であると述べている。
中東の最貧国でもあるイエメンは内戦が始まって以来、医療施設の大半が機能を停止しており、国内に搬入出来ていない物資や医薬品の滞りも起きている。
WFPによると、国民の半数以上の1700万人に十分な食料がいき渡らない状況が続いているという。

ひとつの原因は、食料事情の悪化と衛生状態の悪化が、感染症の流行を深刻化させていると言える。

コレラはどんな病気か

コレラとは、コレラ菌という細菌が起こす指定感染症です。
激しい下痢と嘔吐が特徴ですが、発熱はあまりなく、時には低体温を示すこともあります。
米のとぎ汁のような薄く白い便が出るなど特徴的なことも起こり、激しい下痢で皮膚は乾燥し、しわだらけになると言われています。それは「コレラ顔貌」と表現されるような老人のような顔になると言われています。

潜伏期間は5日以内で通常2,3日で症状が出始めるので、何を食べて感染したかの特定が難しくなります。
コレラ菌は、摂取された後、胃液で大半は死滅されますが、残った菌は細胞内には侵入せず小腸に達し、そこで増殖してコレラ毒素を産生します。

治療を行わなかった場合の死亡率は、アジア型では75~80パーセント、エルトール型では10パーセント以下。近年では比較的死亡率の低いエルトール型が増えている傾向があるようです。

明治時代に描かれたコレラの記事と絵

コレラの治療方法

コレラの感染が疑われたら、何よりも病院に行くのが先決です。

しかし今でも民間療法で伝わるのは、
コレラには水分と電解質の補給が有効であると言われています。
コレラの死亡原因は水分と電解質の損失による脱水症状なので経口補液(Oral rehydration)という治療を優先する国もあるようです。
電解質液(水1リットルに対して、ブドウ糖 20g、塩化ナトリウム3.5g、炭酸水素ナトリウム2.5g、塩化カリウム1.5gの割合で溶解したもの)を飲用する治療です。
飲む点滴、現在の経口保水液ですね。

過去のコレラの治療法が確立されていなかった時代には塩水飲用方法で、死亡率を著しく低下させた事例が残っているようです。
しかし現在、先進国では経口補液(Oral rehydration)治療は行っていません、患者の消化管を休ませて負担を減らすという考えにもとずいて、点滴や抗生物質などの投与が行われているようです。

コレラを予防するには

コレラ菌は経口感染なので、まず手洗いなどで清潔の心がけ、生ものや加熱されていないサラダや生水などは避けることが重要とされています。

日本でのコレラ患者発病の、比較的新しい事例では、2001年6月 、隅田川周辺に居住していた路上生活者が、公園の身体障害者用のトイレの水で、隅田川で採ってきた亀を調理し、食べたところ2名がコレラを発病しました。
また2006年6月にも、路上生活者1名がコレラを発病しています。

コレラにはワクチンもあるようですが、その効果は十分とはいえず、海外での飲食物には注意したほうが賢明のようです。
“ 出典 www.youtube.com:【1964年8月24日】 習志野でコレラ患者死亡 ”

“ 出典 www.youtube.com 【偉人のトリビア】コレラ菌を飲み干した学者がいる

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。