絶滅に備えての冷凍設備『種子銀行』スヴァールバル世界種子貯蔵庫
Photograph: John Mcconnico/AP
災害が起きたとき必要なものは食料だ。人間も家畜もすべての生き物は野菜や穀物に依存している。
核戦争や天変地異、また植物の病気による絶滅を防ぐため、人類の食料としての野菜や穀物の絶滅に対処するために、冷凍された種の『種子銀行』は存在している。
その『種子銀行』が実はピンチだと報告されている。
地球温暖化?温かい冬でこおりがとけはじめる
この世界的な貯蔵庫は世界長者番付1位のビル・ゲイツ氏主導のもとに操業されているが、この貯蔵庫は永久凍土の中に造られている。
種を冷凍保存させるためだが、そのまわりの氷が溶け始めているというのだ。

By: Mark Rain
“参照 the guardian
Arctic stronghold of world’s seeds flooded after permafrost melts”
金庫を所有するノルウェー政府のヘッジ・ニア・アシム氏は語る。
「いつもは雪が降ってくるはずの時期に雨が降っているんだ。こんなに気温が急上昇するなんて思わなかったさ、なんて異常気象だよ、まったく」
人類の未来がかかってる貯蔵庫は大丈夫なのか?
スピッツベルゲン島の2016年の平均気温は例年に比べて7℃も高く、永久凍土の融点以上に上昇した。
そして溶けた氷は貯蔵庫の入り口付近で凍りついて氷河のようになっていたという。
しかし凍りは貯蔵金庫の中までは侵入することもなく、現在貯蔵庫は24時間体制で監視されており、安全は保たれてるという。
-18℃に保たれた貯蔵庫 Svalbard Global Seed Vault
Photograph: Jens Buttner/dpa/Alamy
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管理者たちは対策のために、100mの長さのトンネルの防水を施し、山地に溝を掘り、融けた水や雨を流すなどの予防措置を講じています。
アシム氏は最後にこう語っています。
「我々は抜本的な解決策を見つける必要がある。我々はその問題を真剣に取り組み、世界的にやっていくだろう」
スヴァールバル世界種子貯蔵庫
“ 出典 www.youtube.com:See inside the ‘Doomsday’ seed vault”
“ 出典 www.youtube.com:災害時の非常食クッキング”
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